過去2週間の気分とコンディションを振り返ってみましょう。
正直に答えるほど参考になります。
PHQ-9(Patient Health Questionnaire-9)は、2001年にKroenke、Spitzer、Williamsが発表した9項目の自己記入式尺度です。プライマリケアでうつ症状を素早く確認するために作られ、現在では世界中の診療や研究で最も広く使われているうつスクリーニングツールの一つです。9つの項目は、興味の低下、気分の落ち込み、睡眠の変化、疲労感、食欲の変化、自責感、集中力の低下、動作の緩慢さや落ち着きのなさ、死についての考えといった、うつの代表的な症状を一つずつ扱います。
気分は日々上下するものなので、この検査はある一日の調子ではなく、過去2週間にどれくらいの頻度でその状態があったかを尋ねます。最近大きな出来事があったり体調を崩していた場合は、その影響も反映されることがあります。
この結果は診断ではなく、今の状態を振り返るための参考資料です。甲状腺の病気、貧血、服用中の薬などの身体的要因も似た症状を引き起こすことがあります。結果にかかわらず、つらい状態が2週間以上続いたり日常生活が難しい場合は、精神科医やカウンセラーに相談してください。
Kroenke K, Spitzer RL, Williams JBW (2001). The PHQ-9: Validity of a brief depression severity measure. Journal of General Internal Medicine, 16(9), 606–613. doi:10.1046/j.1525-1497.2001.016009606.x
✍️ 作成:コスモテスト運営者 · 最終確認:2026-10-20 · 精神科専門医による臨床監修を受けていないセルフチェック用コンテンツです。