集中力の低下、衝動性、多動 — 大人のADHD傾向があるか
WHO公式のASRS尺度で確認してみましょう。
ASRS(Adult ADHD Self-Report Scale)v1.1は、世界保健機関(WHO)とKesslerらの研究チームが2005年に発表した成人ADHDの自己記入式尺度です。全18項目のうち、成人ADHDを最もよく見分けられると確認された6項目をスクリーニング用としてまとめており、このテストはその6項目を使っています。項目は、物事を最後まで仕上げにくいこと、整理整頓の難しさ、約束や用事を忘れること、集中が必要な作業を先延ばしにすること、じっとしていられないこと、止まれないほど常に何かをしていることを扱います。
ADHDの特性は一日二日ではなく長期間にわたって続くかどうかが重要なため、この検査は過去6か月の様子を尋ねます。忙しい時期やストレスの大きい時期には誰でも似た様子を見せることがある点も考慮してください。
この結果はADHDの診断ではなく、専門的な評価が必要かどうかを確認するためのスクリーニング参考資料です。実際の診断は、子どもの頃からの傾向、生活のさまざまな場面での困難、うつ・不安・睡眠の問題など他の原因を合わせて、精神科医が行います。結果が気になる場合や日常生活の困りごとが大きい場合は、専門医に相談してください。
Kessler RC, Adler L, Ames M, et al. (2005). The World Health Organization adult ADHD self-report scale (ASRS): a short screening scale for use in the general population. Psychological Medicine, 35(2), 245–256. doi:10.1017/S0033291704002892
✍️ 作成:コスモテスト運営者 · 最終確認:2026-10-20 · 精神科専門医による臨床監修を受けていないセルフチェック用コンテンツです。